1. 一度に3つの銀河を観測
しし座の中に、驚くべき光景が隠れています。M65、M66、NGC 3628は、重力で結びついた3つの渦巻銀河であり、星々や塵、ダークマターが織りなす「しし座の三つ子銀河」を形成しています。地球から見ると、それぞれ異なる角度で姿を現します。
あなたは3つの銀河を1枚の写真に収めることができるでしょうか?観測時間を調整し、視野を工夫すれば、都市部でもわずか10分の観測で捉えられるかもしれません。
さらに、近くにはもう一つの「三つ子銀河」M105、NGC 3384、NGC 3389もあります。

2. 完璧な渦巻銀河
おおぐま座に位置するM101(回転花火銀河)は、まさに宇宙の芸術作品。5本の美しい渦巻腕には星が生まれる領域が豊富にあり、典型的な渦巻銀河の姿を示しています。私たちの天の川銀河より70%も大きく、10億以上の星を持つ、アマチュア天文学者にも観測しやすい巨大銀河のひとつです。
その繊細な構造を見つけられるでしょうか?ゆっくりと観測し、その美しい渦巻腕を楽しんでください。

3. 色とりどりの星団
ぎょしゃ座に位置するM37は、約500個の星からなる散開星団です。3億年の歴史を持つこの星団には、若い青い星と、年老いた赤色巨星が混在しています。
なぜ色が異なるのでしょうか?青い星は質量が大きく、高温で燃えているのに対し、赤色巨星は寿命が近づき、水素を使い果たして膨張した年老いた星なのです。

ボーナス: 木星の月食ショー
木星では4月も壮大なショーが続きます!木星の衛星たちが巨大ガス惑星に影を落とし、都市部でも観測可能な食を引き起こします。太陽の前を横切るたびに、イオ、エウロパ、ガニメデが暗い影を描き、木星の雲の上をゆっくりと移動していきます。

また来月、新たな観測対象をお楽しみに!
UNISTELLARとともに、素晴らしい天体観測を!
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